自己満足の旅

自分の経験を忘れないうちに書き留めます。

トルコからギリシャへ 過酷な国境越え

ヒッチハイクからバスに移動手段を切り替え、ギリシャへと向かう。

その頃、何を思ったのか国際線バスを使わずにローカルバスで町から町を転々とし、国境を越えようと思っていた。

 

しかしローカルバスが国境を越えることなんて出来るわけもなく、国境手前の街で終点を迎えた。タクシーで国境前まで乗せてもらい、歩いて国境を渡ろうと考えた。

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手続きを済ませ、特に問題なくギリシャを越えることができたが、役員にこっから歩いて近くの街に行くのは難しいから、バスに乗せてもらえるか交渉しな!と言われたので、結局国境でバスをヒッチハイクすることにした。

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しかし、こんなところで乗せてくれるバスなどいるはずもなく、結局歩くことにした。

 

気合いを入れて、歩き始めた五分後、、

軍人に止められた。

ここから先は軍のエリアだから歩いて行くようものなら牢屋行きだ。」

 

うわ、怖えーー

と思ったら、1人の軍人がトラックと交渉してくれて、軍のエリアの出口まで乗せてもらえることに。

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軍人エリアを抜け、休憩所のようなところで降ろしてもらった。

どうしようか考えているとトルコ人が声をかけてきた。

聞くところによるとヒッチハイクアテネを目指しているという同い年のトルコ人だった。

ここでアテネ行きの長距離トラックを捕まえているようだった。

あわよくば彼が捕まえたトラックに乗せてもらおうとこぼれ玉を狙っていたが、それは叶わず、彼はトラックを見つけると行ってしまった。

 

結局僕はその夜、休憩所外のベンチで寝て朝を迎えることにした。

夜中は冷え込み、周りには野良犬、蚊

寝心地は最悪だったが、なんとか朝を迎えることができた。

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ヒッチハイクしようかどうか。

悩んだ末に近くの街まで歩いて向かうことにした。

時刻は6時半

車通りも少ない。

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歩き始めて五分後、後ろから赤い軽自動車が走ってきたので、だめもとで親指を立てた。

すると止まってくれた!

隣の街まで乗せてってやる!

と言った気がしたので乗せてもらうことにした。

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次回ギリシャ人と大陸横断の勢い!?