ヒッチハイク2日目で挫折
ヒッチハイクでヨーロッパを回るんだ!
と決心した2日目、僕はバスを使った。
そして同時にヒッチハイクはやりたくないと思った。
決して上手くいかなかったとか、乗せてくれたひとに嫌なことをされたというわけでない。むしろ優しくもらっていたし、順調に目的地に向かって進んでいた。
ではなぜか。
それはただ単純につまらない!
僕にとってはヒッチハイクは全然刺激的ではなかった。もちろん一番最初に車が止まってくれたときは大喜びした。が、それだけ。
- 乗せてもらってる分寝るのは失礼だと思うから眠れない。
- どこで下ろされるかわからない不安
- お互い言語がわからなかったときの気まずさ
視点を変えれば冒険的で面白いと思うかもしれないが、僕には無理だった。
そしてもうひとつに、優しくされ過ぎてつらい
ヒッチハイクをしていると色んな人に心配される。
お金を渡してくれようとする人もいる。
お金がないからヒッチハイクをしているわけではなかったので、そういった優しさにとても申し訳ない気持ちになった。
お金がないふりをして、人に施しを受ける。これはある意味で詐欺なんじゃないか。
確かにお金がないと言えば乗せてもらえる確率は上がる。がしかし運転手は気を使ってご飯を奢ってくれたり、何か渡してくれたりする。それは嬉しいし、ありがたいことだけど、いつまでそれに甘んじてては良くない。
こんなことして何が待っているのだろう。
そんなことまで思ってしまったし、先が見えなくなってしまったため辞めた。
決心したにもかかわらず、途中で投げ出すことは好きではないが、こればっかりは仕方ない。。と言い聞かせ、何でもありのヨーロッパ旅を続けたいと思った。