自己満足の旅

自分の経験を忘れないうちに書き留めます。

キリマンジャロ登頂記録6日目

キリマンジャロもついに最終日

今日はただひたすらにゴールまで下る。

今までより1時間早い7時に出発した。

何やら帰り急いでいる感じがして、これは6日目分のチップ払わないよ?とか思ったりした。

 

特に難しいことはなかったが、マイクの歩くスピードがとても早くなるべく付いていけるように頑張った。

 

振り向くと昨日苦労して登ったキリマンジャロの頂上が綺麗に見えた。

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何時間もかけて辛い思いをして登りつめたキリマンジャロはほんの数分景色を見て写真を撮って。。言っちゃえばそれだけのためだ。

それだけのために人々は死にそうな思いをして登った。でもそれだけの価値を知っているのは挑戦した者だけだ。

僕にとって昨日のそれだけ一生物だった。

 

順調に歩いていたが途中で突然大量に鼻血が出てきた。普段全く鼻血を出すことはないので身体の変化は意識の中ではわからないところに出ているのかと心配になったが、しばらくティッシュを詰めてたら止まったので大丈夫なようだ。

 

キリマンジャロ最後の休憩タイム

久しぶりに椅子という椅子に座った気がした。

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ポーターたちもラストスパートをかけて下っていく。
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残りは約30分。最後はお前のペースで歩いていいぞと言われた5分後。

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彼は相変わらず自分のペースだった。。。

 

午前9時ゴールが見えてきた。

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そしてついに

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ゴーーーール!!!

無事に帰ってきた!!!

 

小屋に行って名前を書いた後、

もうすでにゴールしていたオーストリア人が帰宅のため車に乗り込む前だった。

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お互い苦楽を共にした仲だ。良く頑張ったな👍

別れの挨拶をして見送った。

 

その頃日本人が到着したので彼とも写真を撮った。

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彼がいなかったら登れなかっただろうと思うくらい彼は僕の支えだった。

山の中で日本語が使えるのと使えないのではメンタル的にも大きく違かっただろう。

異国での出会いは素敵だ。。

 

またいつか会いましょう!

連絡先は交換せずにバイバイした。

キリマンジャロで会い、キリマンジャロで別れる。なんかかっこよくない?と思って連絡先は交換しなかった。

 

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車に乗り込み町に帰る。

僕のメンバーみんなありがとう!!

チップはこの後銀行でお金を下ろした後渡すね!

 

そう言って町の大きな銀行に向かうのであった。

が、この後あんな大変なことが起こるとはこの時はまだ知る由もなかった....

 

キリマンジャロ登頂記録 完