自己満足の旅

自分の経験を忘れないうちに書き留めます。

インドのプロサッカー選手との出会いと、それを通しての気づき

インドはコルカタへ到着

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コルカタはインドの西ベンガル州の州都であり、人口密度はデリーやムンバイ以上と言われている。

またかつてはイギリス支配の中心都市であったことから、今も街にはヨーロッパ風の建物が多く残っている。

そんなヨーロッパスタイルの建物と混沌が入り混じった不思議な世界、コルカタ

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そこであるインドのプロリーグでプレーする日本人サッカー選手に出会う。


この日私は特に予定もなく夕方から近くのサッカースタジアムに向かった。

そこではすでに試合がされており、入り口ゲート前ではチケットを買えなかったサポーターであふれかえっていた。

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スタジアム裏ではフェンスから覗こうとあるいはフェンスをよじ登って中に入ってやろうというインド人が多くいたが、たくさんの馬に乗ったポリスがそれを厳しく制圧していた。

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スタジアムの中では大盛り上がりを見せており、爆竹や打ち上げ花火とやりたい放題だった。

 


試合後あるインド人が話しかけてきて、スタジアムの中に連れてってくれた。

中ではサポーターがピッチに入り大騒ぎしていた。

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しばらくいると、インド人が

お前ユウタの友達か?

と聞いてきた。

結構何度も聞いてきたので、そうだよと答えた。

するとそのインド人は選手がいるクラブハウスに連れてってくれた。

 


中では多くの記者がいて、今日の試合のMVP選手の表彰をしていた。

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しばらくすると別のインド人がこの中に入れと、ロッカールームに入れてくれた。

中ではミーティングと記者の撮影などか行われていた。

そこで私から声を掛けると驚いた顔で挨拶をした。それもそのはず、知らない日本人がインドのチームのロッカールームに入ってきたわけだから。

 


せっかく来てくれたんだからご飯に行こうかと2人でご飯を共にした。


彼はインド2年目で、サポーターからの信頼も厚く、一緒に歩いててサポーターからの強い愛を間近で感じた。

 

食事中、将来何がしたいのかという話になった。僕は途上国でサッカーを教えたいと答えた。

なぜ途上国なのか。ヨーロッパや南米じゃダメなのか。それで食っていけるのか。

自分はそれらの質問に対して何の答えも持ってないことに気がついた。

その時自分は、何も考えずいてとても恥ずかしい気持ちになった。

後で一人になってから幾度も考えてみたけどやはり答えは見つからない。

しかし、よくよく考えたら自分はやりたいからやりたいんだ。それが理由だと気づいた。


自分は なんで?っていう質問に答えるのが苦手だ。でもそれは自分の考えを持ってないんじゃなくて、やってみたいからやってる、やりたいからやってる、良いと思ったからやってる、というように自分の感情や直感だけだから。時にその直感にさえ気づかない時がある。だから人に伝えることが難しい。


理由をつけてから行動することが当たり前である。理由は行動をするきっかけでもあるし、道しるべあるから。

だからやりたいことに理由を持っている人が羨ましいと思う。

ただ自分の場合理由を探して行動するより、行動してから理由を見つける方が自分にあっている。


もちろん憧れでは食ってけないのはわかってるし、理由なしにやっていくのも無謀すぎるかもしれない。

でも理由持って行動しても、直感で行動しても、どっちがうまくいってどっちが痛い目見るかってのはその人次第なのではないだろうか。自分の場合はやりたいからやる。それだけ。

 

いろんな気づきをもらい、とても濃い一日でした。ありがとうございました。