自己満足の旅

自分の経験を忘れないうちに書き留めます。

一生に一度は観てみたい?! 南アフリカサッカー

南アフリカのサッカーリーグなんて存在するの?そう思うのは正直なところかもしれない。

 

しかしそれは日本人には縁がないだけで、南アフリカでは毎週とは言わないが、月に何度か熱い戦いが行われている。

 

2月15日あの南アフリカワールドカップの時にも使われたケープタウンスタジアムで試合があるということで、Ticketproというサイトからチケットを入手した。

 

値段は40ランド日本円にして320円

そして手荷物チェックを受けて入場

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キックオフ前からサポーターの熱気が伝わってくるのが普通だが、ここではあまり熱気は感じられない。人が全然入ってないというのもあるが、それ以外にサポーターのモチベーションが関係していると思う。というのも彼らにとってこの試合に勝つ為に応援しようというより、歌ったり踊ったりを楽しみに来ている人の方が多いように感じた。

それ以外にも全然関係のないライバルチームのユニホームを着て応援してたり、彼らは一体何をしたいのかわからなかった。

アフリカらしい陽気さといい加減さで成り立っているのが、アフリカサッカーなのかな。

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そんなこんなでキックオフ

序盤丁寧につなぐ両チームに驚いたが、そのあとは想像していた通り、前にガンガン行くスタイルのサッカーでスピード自慢が大いに活躍していた。

試合は混戦の中から取った一点とスーパーボレーとありえないオウンゴールで、3-0でホームのケープタウンシティが勝利。

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試合後勝利の舞をするサポーターたち

なんとも幸せそうだ。

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子供がサポーターを指揮している。

 

その後スタジアムから出口に向かう間ずっとサポーターたちは勝利の舞をしながら帰っていった。

 

サッカー自体はとてつもなく面白いわけではないが、それを見ているサポーターたちが踊ったり歌ったり幸せそうでとても良い気持ちになった。

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ワールドカップでも使われた大きなスタジアムで試合が見れたのは自分の思い出になったし、来てよかった。

ただこのスタジアムはこれから一生ワールドカップの時のように人は入らないだろう。

クリケットラグビー、その次にサッカーだから南アフリカリーグが大きな組織になるのは難しい。320円のチケットと何千人かの来場者では経営も難しい。実際に他のケープタウンの試合では違うスタジアムを利用することがほとんどで、滅多にケープタウンスタジアムは使われない。そう考えると自分はラッキーだったが、こんな素晴らしいスタジアムが宝の持ち腐れ化していくのがなんとももったいない。

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https://m.youtube.com/watch?v=XxQ4GZqUGPw

試合のハイライトのリンクを載せておきます