自己満足の旅

自分の経験を忘れないうちに書き留めます。

キリマンジャロ登頂記録 4日目②

昨夜飲んだ高山病による頭痛をやわらげる薬を出発前に飲んで、13時頃出発。

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霧の中をひたすら登る。

 

頭がぼぉーとしてきた。

しばらく歩くと石が作られたたくさん積み上げられたエリアに来た。

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人々はここで無事に頂上に登れるように願いを込めて石を積み上げるらしい。

 

僕もいくつか石を積み上げ、名前を刻んだいた。

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無事に登頂できますように。。

 

その後もひたすら登って行くが、登るにつれてさらに頭がぼぉーとしてくる。

そしてなぜか頭の中でピコ太郎のPPAPが無限ループしていた。

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その後もひたすら登って行くと途中で頂上から今日帰還してきたグループに会った。

頂上はどうだったかと聞くと、

寒い

と言っていた。

 

こんなに時間をかけて大変な思いをして登ったのに最初に出てくる言葉が、美しいとか最高の景色だったとかではなく寒いか。

この人たちはただ寒さを体感するために登ったのか、、 なんだか可哀想だ。

 

そしてさらに行く前によく寝て起きなさい。アドバイスはこれだけよ。と言っていた。

ありがとう。ナイスアドバイス

 

キャンプ場を出て3時間

頂上アタック前最後のキャンプ場

バラフキャンプに到着

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標高は4673m

 

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この山をさらに登った先にあるのが僕らが目指してきたキリマンジャロのトップ。

とうとう4600mまで登ってきたのか。。

 

それにしてもこんな高いところで建っている小屋やトイレ立てた人は本当にすごいな。

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ここに来てから頭が痛くなったが、テントの中で少し休憩したら良くなった。

日本から持ってきたアクエリアスの粉はいい仕事をしてくれた。

 

17時過ぎに夕食を食べ、ガイドのマイクからこの後のプランを伝えられる。

今日は19時くらいに仮眠を取って23時に起き、軽い軽食と飲み物を取って、24時頃頂上に向けて出発するらしい。

そして日の出と共にトップに到着するように合わせて登って行く。

 

寒さ、頭痛や吐き気、疲労、さらに夜中に登っていくわけだから仮眠の時間に眠れないことによる睡眠不足。様々なコンディションに打ち勝たなければいけない。

 

仮眠の準備をしているとお腹が痛くなってきた。そういえば昨日、一昨日と全く大便をしていなかった。

トイレはドアの隙間から冷たい風が吹きケツが凍りそうだった。

こんなことは普段滅多にないのだが、全然大便が出ない。標高が高くなると消化が遅くなるという書き込みを思い出した。

この後も2回くらいトライしたが、成果はなくケツが寒かったので我慢することにした。

 

これのせいで19時に仮眠するつもりが20時になってしまった。少しでも体力回復させるために目を瞑り寝ようと努力するのであった。。